mattintosh note

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続・はじめての自作キーボード

先日作った自作キーボードですが三日程ほど楽しく使っていました。

が、

やっぱりスタビライザーの音が気になるのでなんとかすることにしました。

熱収縮チューブ作戦

スタビライザーのバーがぶつかって「カチッ」という音がするので家の在庫のちょうどいいサイズの熱収縮チューブを付けてみることにしました。(透明の熱収縮チューブを使用しています)

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が、思ったとおりにいかず。バーを通す穴が意外に小さい。ほぼぴったりサイズの熱収縮チューブでもスタビライザーの動きが鈍くなってしまい使い物になりませんでした。穴を拡張するか一回り細いバーを自作するしかなさそうです。どちらも手持ちの工具では実現不可能だったのでマスキングテープを巻くことに。マスキングテープも最大でも一周半くらいが限度なようです。とりあえず金属のバーがプラスチックと接触する音はこれで抑えることが出来そうです。

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更に適当な緩衝材と両面テープを使ってバーにテンションを加えてブレないようにします。そして、スタビライザーの台座下、ステムが PCB と干渉する部分に布両面テープを貼り付けて(片面の剥離紙は残したまま)ダンパーとして使用。こちらは適当な在庫の薄めの緩衝材でも試してみましたが、スポンジの僅かな「ぬちゃ」っとした音が出るので不採用になりました。海外の自作キーボード製作動画を見ているとこの部分に関してはバンドエイドを使用している人もいるようですが日本で販売しているバンドエイドとは素材が違うような気がします。

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仮組みしてみてスタビライザーの動作と音に問題がないことを確認して再度すべてのスイッチをハンダ付けしました。

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結果、完全な無音化は無理でしたが納得のいくレベルで静音化が出来ました。マスキングテープの耐久性には少々不安がありますが、暫くは頑張ってくれるだろうと思います。

その他の静音化の案

スタビライザーのステムの下部は PCB まで貫通しているのでグリスを流し込んでも PCB 側に押し出されていってしまいます。これに関してはステムを装着したあとにプラバンなどで蓋をした方がグリスを安定させられるのではないかと思いました。それでもバーには何かしらの対策をした方が静音化が望めると思います。今回は分解する前に少し厚めの紙を細く切ったものをバーの上に差し込んで凌いでいたのですがそれでも多少効果はありました。

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(画像は KBDfans からお借りしました)

手持ちのグリスは Tribosys 3203 と 3204 ですが、スタビライザーの静音用としてはやや粘度不足な感じがします。タミヤのセラグリス等を注文中なので粘度を確認次第使ってみようかなと思っています。

スタビライザーの種類にもよりますが、ステムの脚はカットしてよいところがあるようです。この部分が PCB に接触して音が出るわけですが、確かに接点が少ない方が音は小さくなるでしょうね。カバー内側の上部の部分に接触する際の音もなんとかして抑えたいなぁ。

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自作キーボード 1 台目を作ってみた感想

タクタイルタイプのスイッチには個体差がある

今回、スイッチには Gateron Aliaz Silent 60g を採用しました。組み立て中に気づいたんですが、タクタイルタイプのスイッチって非常に繊細な造りになっているのでスイッチごとにタクタイル感や打鍵音に微妙に違いがあるようです。実際、組み立て中に重要なキーの部分はわざわざ取り替えたりもしました。

ルブを行っているのでそれも起因しているスイッチもあると思いますが、 タクタイルの場合はすべてのスイッチにおいて同じクオリティを求めるのは非常に困難だろうと感じました。打鍵音に関してはプレートへの取り付け位置によっても変わると思います。

このことに気づいて FILCO Majestouch Convertible 2 Cherry MX 茶軸や Anne Pro 2 Gateron Brown を注意深く触ってみたところ、キーによってタクタイル感に違いがみられました。タクタイル感の強いもの、「チャリ」っとした音がするもの、などなど。Gateron であっても Cherry であってもタクタイルは個体差があるのでしょうが、その頻度については詳細に検証したわけではないのでわかりません。

恐らく茶軸などの普通のタクタイルスイッチなら打鍵音の方が目立つのであまり気にするところではないのだろうと思いますが、Aliaz Silent などの静音軸は底打ちの音が抑えられている分はっきりと音の違いがわかります。

リニアスイッチの場合は比べるところが打鍵音(ダンパーの効き)だけになるので個体差は少ないのではないかと思います。

もしものときのためにハンダ吸い取り器はあった方が良い

ハンダ吸い取り線より圧倒的に作業効率が上がります。今回、一度付けたハンダをすべて剥がせたのは吸い取り器のおかげでした。(それでも 122 箇所のハンダを剥がすのはちょっと大変でしたけど)