mattintosh note

どこかのエンジニアモドキの備忘録

Majestouch Convertible 2のキーキャップを交換してみた

Majestouch Convertible 2 は日本語配列茶軸と英語配列黒軸を持っているのですが Majestouch Convertible 2 の標準キーキャップは刻印がすぐなくなってしまいそうだったので主に使っている英語配列黒軸用にキーキャップを別途購入することにしました。

FILCO 純正のキーキャップは色のバリエーションが多いのですが、個人的に好きなミリタリーカラー二色成型のものがなく、他の二色形成のものは 6,000 円前後と若干高め。FILCO 純正キーキャップの中で候補としては無刻印タイプのみでした。Amazon で Cherry MX 互換のキーキャップを探してみたところセンチュリー(KBParadise)のキーキャップが Majestouch 2 に使えることが判明。レビューを書いてくださった方には感謝です。なお、ProgresTouch で使っている方もいるようです。

ミリタリーな Dolch カラーのみお届けに時間がかかるようで、注文してから一週間程度かかりました。発送まで時間がかかっていたのですぐに発送されるカーボンブラックでもいいかなと…思いましたが我慢しました。

まずは既存のキーキャップの取り外しですが、Majestouch Convertible 2 に同梱されているワイヤーキープラーで簡単に外せますが、スタビライザー入りのキーについては取り外し方が二種類あります。

  1. スタビライザーをテコの原理等で白いパーツから取り外す
  2. キープラーで白いパーツも引っ張って外す

FILCO 公式の解説では A の方法が紹介されていますが、どうにも台座のパーツが壊れそうな気がします。B の方法はキープラーでキースイッチ側を外したら更に引っ張って白いパーツの方も引っ張るという方法です。これはこれでスタビライザーを固定しているパーツが壊れそうな気がします。先の曲がった丈夫なピンセット等があればそれでスタビライザー外側に開いて白いパーツから外すという方法も出来ます。この辺は YouTube で解説動画を探せばいくらでも出てくると思います。一回やればすぐ慣れると思うので緊張するのは最初だけですね。ちなみに白いパーツは前後の向きがあるようですのでどのように付いていたか確認しておいた方が良いです。ブロアーを用意しておくとお掃除も一緒に出来ます。

順調に交換していき、スペースキーと Alt のあたりを上下入れ替えて付けることにしました。指の角度的に Alt + Tab などがとても押しやすいです。(macOS で使っていると若干厳しいキーコンビネーションはあったりする…)

パッケージに「ABS Double Shot」と書かれているので材質的には ABS 樹脂なのでしょうか。表面は Majestouch Convertible 2 のフレームのようにザラザラとした加工になっていますが滑りやすい印象です。キーキャップの角が純正キーキャップより若干鋭利なのでなんとなく純正キーキャップより硬いという感触です。タイピングの音は純正キーキャップよりも軽い感じでしょうか。純正キーキャップの方がもう少し落ち着いた音がしていた気がします。

左が今回購入したセンチュリーのキーキャップで右が Majestouch 標準のキーキャップです。センチュリーのキーキャップは表面がザラザラとした加工になっているので手汗等によるテカリは目立ちません。

とにかくこれで刻印が消える心配がなくなったのでガンガン使っていけそうです。同じ Majestouch Convertible 2 を使っている人がいたとしてもキーキャップの違いで自分のだとわかるところも良いですね。(そんなシチュある?)