mattintosh note

どこかのエンジニアモドキの備忘録

pixiv senseiで練習したら絵は上手くなるのか

こんばんは。絵が描けるエンジニアになりたい筆者です。

絵を描く人にはお馴染みの pixiv。その pixiv のサービスの中にお絵描きの練習サイト『sensei』というのがあります。作業画面を配信したり普通に絵を描いたりするときに使う pixiv Sketch を使って絵の練習をするんですが、とりあえずフリーで出来る範囲で課題をやってみました。

私は絵を今年に入ってから描き始めました。レベル感とかは下記の記事を見ていただくとわかりやすいかと思います。

mattintosh.hatenablog.com

成長具合

2019年9月

人生初の同人誌製作前のスランプ時期だと思います。多少 Krita でペンタブは使ってたんですが pixiv Sketch にまだ慣れてないですね。

#sensei #リドローOKsketch.pixiv.net

#リドローOKsketch.pixiv.net

ちょっと真面目にやってみたやつかな。キャンバスが小さくてイマイチ描く気にならず…。「とりあえず萌えキャラは顔をちゃんと描いておけばいい」というちょっとズルしてたりします。

#sensei #リドローOKsketch.pixiv.net

まぁちょっとやった程度だと多分納得いく結果にはならないと思います。

このあと約二週間の同人誌製作に入ってました。

2019年11月

同人イベントも終わって少し気持ちに余裕も出来たので久しぶりに sensei の課題を進めてみることに。

#sensei #リドローOKsketch.pixiv.net

………前よりマシなのでは。

前ほど「pixiv Sketch 描きづらいなぁ」とは思わなくなりました。同人誌制作で Krita を使っていたんですが、以前より線が引きやすくなった気がします。あと、ショートカットを覚えたからですね。どこかで説明されてるのかもしれませんが消しゴムモード切り替えが E で出来るんですよね。消しゴムはキーを離すと自動的にブラシに戻るんですが、戻らないときは B で切り替わります。この辺のキーバインドが Krita と一緒だったのですんなり慣れました(他のソフトはどうなってるんだろ)。この辺の切り替えがスムーズに出来るようになったことで修正がしやすくなったのでちょっと時間をかけて品質を上げようと思うようになりました。

#sensei #リドローOKsketch.pixiv.net

#sensei #リドローOKsketch.pixiv.net

あと、以前はレイヤーがあるのに気づかなかったので一発描きだと思っていたんですが普通にレイヤー機能付いてました。以前より描けるようになった(気がする)ので調子にのって墨まで入れてみたり。(ちょい左足の太さ間違った)

#sensei #リドローOKsketch.pixiv.net

ここからは創作というか自分でポーズとかを決めて描く練習ですね。ポーズマニアックスのクロッキーは春からサボってるんですが素体はギリギリ描けている…気がする。重心は気にするようにしてるんですがまだ理解出来てないですね。

#sensei #リドローOKsketch.pixiv.net

#リドローOKsketch.pixiv.net

#sensei #リドローOKsketch.pixiv.net

『sensei』って効果あるの?

個人的には「ある」と思います。画力的な部分よりかはデジタルペイントでの線の引き方や筆圧の調整の仕方などが身につきます。(自分の場合は同人誌製作の過程でペンタブレットに慣れたというのが大きいですが)

ただ、他の練習方法と同じように sensei の無料課題を一周だけやっても得られる(気付ける)部分は少ないかなと思います。時間をかけてやるにしても速度重視なのか品質重視なのかでも気づける部分は変わってきます。ひたすら続けるのアリですが、時間を置いてやってみると以前より上達したと感じられるのではないかと思います。

sensei の良いところと困るところ

sensei の良いところは「絵の基本(素体の描き方とか)」が学べるところですね。模写や棒人形、素体の描き方などが学べます。ただ、所々「???」となるところがあったりします。例えば棒人間の練習で「このアングルだとココは違うのでは?」みたいなところですね。

あと、正解とか模範解答が載ってないことがよくあります。初めのうちは「結局どう描くのが正解なの?」という点が気になってしまうかもしれません。有料だと正解が見れたり添削が受けられるのかもしれませんが、無料の場合はひとまず他のユーザさんの投稿を見たりして自分の完成形のイメージに近いものを真似したりアレンジしてみるといいと思います。正解は自分で絵を練習するうちに徐々にわかるようになると思います。

何回でもトライ出来るので手法を変えて取り組んでみる

他の人の投稿を見ると 5 分とかで描いているものもありますが、時間を気にする必要はありません。私も最初は pixiv Sketch に慣れなくてかなり適当にやっていたんですが、2回目以降は時間をかけてやっています。

  1. とりあえずざっくり描いてみる
  2. 他の人の投稿を見て自分のものと比較してみる
  3. 時間をかけて丁寧にもう一度描く

こんな感じですね。回数に制限は無いので少なくても2回は描いた方がいいと思います。

ブラシのサイズと種類は必ず変える

デフォルトの鉛筆風のブラシは太すぎます。左側のメニューでブラシのサイズや種類を変えることができますので、G ペン風やミリペン風のものなど、課題に応じて使い分けることをオススメします。鉛筆風ブラシは sensei の課題ではほとんど使わないと思います。

自分で課題を考えて出来るだけ毎日描こう

ずっと同じ描き方をしていてもモチベーション上がらないなと思ったので最近は「実写に絵を描く」というのをやってます(まだ数日ですけど)。というのも自分はポーズの引き出しが少ないので白いキャンバスにキャラクターだけ描こうとするとポーズが決められないんですね。実写ならパースとか決まってるし、なんとなくそこに立つキャラクターもイメージ出来るのでこの練習をしています。昔、無駄に写真撮っておいてよかったなと思います(コレ用に構図考えて撮ったわけではないので使える写真少ないけど)。

#東方Project 練習 20191006 - 超麻婆豆腐 秋例う07bのイラスト - pixiv

ポーズマニアックスも毎日何十時間もやる必要は無いと思いますが、時間が出来たときにやっておくとなんとなく手や足の繋ぎの部分が見えてくるようになるかな〜、と。まだ比率とか正しく描けない人間ですが…。

来年の今頃にはもっと上達してるといいなぁ…( ;∀;)

sensei.pixiv.net