mattintosh note

どこかのエンジニアモドキの備忘録

LinuxでLogicool m560のサイドボタンを使う

先日、エレコムのマウスを買った。長年、Microsoft の IntelliMouse Optical を使っていた人間からするとすごく妥協した形なのだけど、生産完了となってしまっては仕方がない。

さて、そのエレコムのマウスだが一言で「最悪」。マウスのカーソルは飛ぶわクリック誤認するわ。特に酷いのはカーソルを左にひねろうとしたときに反応が遅れること。もっと最悪なのが底面のパットの素材が最悪過ぎて粘着剤が剥がれるレベルで湾曲してくること。あと、素材的にも滑りやす過ぎる。ケーブルも癖がつきやすく、質が悪い。あまり製品批判とかはしたくないけどこの製品は価格帯からすると正直酷い。エレコムのマウスを買ったのは人生で3度目だけどすべて期待外れ。そもそもこの会社の設計者と自分の趣向が合っていないのだろう。もう一生買わないと決めた。

んで、ようやく新しいのを買ってきた。もう有線タイプは諦めて無線にした。

ほんとはこっちの方がクリック感がよかったけどちょい高い。

Logicool のレシーバーは Linux に挿しても使えるのは知っていたのでそのまま挿してカーソルの動きにも満足。

ところがサイドボタンが効かない。

とりあえず xev でボタンを調べてみた。

$ xev | grep button

そうするとサイドボタンは 1011 になっているようだ。以前使っていたマウスではこれらは 89 に割り当てられていたようなので Xmodmap を使って変更する。

先に ~/.Xmodmap を作成しておく。

pointer = 1 2 3 4 5 6 7 10 11 9 8

xmodmap にロード。

$ xmodmap - <~/.Xmodmap

これで「戻る」「進む」ボタンが有効になった。

5ボタンマウスならだいたい割り当て同じなもんだと思うけどなんで変わるのかね。そういやこのマウス横スクロールとかもあるからそっち使ってるのか。

ちなみに Logicool の Unifying の設定は Linux では solaar というソフトウェアで設定できるようだ。ボタンの配置などは easystroke なんかでカスタマイズできるらしい。