Markdown エディタなら Mac/Linux/Windows で使える Chrome アプリの『StackEdit』がおすすめ!
『StackEdit』を試してみたらとても良かったのでレビューです。
Chrome アプリだから Mac/Linux/Windows で使える!
初回起動時の画面。この時点で「この子はデキる子に違いない!」感が漂ってきます…。OS が変わっても操作方法は同じで見栄えもほとんど変わりません。
OS X OS X 10.9 |
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Linux Linux Mint 17 |
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Windows Windows 7 |
*上記画像はディスプレイサイズがそれぞれ異なります
分割ビューの縦横切り替えやキーボード・ショートカット設定など機能が豊富!
分割ビューの縦横切替やテンプレート設定など機能も豊富です。テーマもいくつか切り替え可能で黒背景も用意されています。エディタ側のフォントはリッチテキストまたは等幅で選択できます。
Markdown <-> HTML やクラウドサービスにも対応した多様なファイル入出力
ローカルへの出力は Markdown 形式での出力はもちろん HTML 形式での出力に対応しています(有料で PDF 形式での書き出しもできるようです)。また、HTML から Markdown への変換にも対応しているので書き直しなどのときに便利そうです。
Web サービスへの出力は今のところ下記のサービスに対応しているようです(有料のものもあるかもしれません)。Tumblr への投稿を Markdown で書けるのは嬉しいですね。
Dropbox と Google Drive は Synchronize メニューで同期設定をしておけば自動的にクラウドストレージ側のファイルを更新してくれるようです(command
+ s
や control
+ s
で強制更新も可)。
Tumblr は投稿の他、編集も StackEdit 上で出来ました。タグに関しては YAML フォーマットで記事先頭に書いておけばいいようです。(記事中にタグ部分のテキストが入ってしまうようですが…。あまり使ったことがないので詳しくはわかりません)
--- tags: Mac Linux Windows ---
編集画面
編集画面はいくつかのボタンを操作することで表示が切り替わります。
- 画面中央
<
または>
でプレビューペインのオン・オフ - 中央スクロールバー上部の
■
が並んだボタンでメニューバーのオン・オフ
メニューバーオフ | |
---|---|
プレビューペインオフ | |
メニューバー&プレビューペインオフ |
エディタ右下のメニュー(ドラッグ移動可)からは下記の機能が呼び出せます。Markdown 記法に対応していないウェブサービスへの投稿もコピペだけでいけます。
- Markdown 記法ヘルプ表示
- アウトライン表示
- 字数・語数・段落数表示
- HTML コード表示
- フルページプレビュー切り替え
水平分割時とフルページプレビュー時の画面。ディスプレイが縦向きでも結構快適。フルページプレビューのときはテーブルコンテンツのみ表示可能で、編集画面に戻るときは左上のアイコンをクリック。
こちらは日本語テキストの表示例。
その他のポイントを挙げると…
- 各言語に応じてシンタックスハイライトしてくれる。(GitHub 相当?)
- エディタ側もシンタックスハイライトに対応している。
- Google+(Picasa)のアルバムから画像をインポートできる。
- フローチャートが書ける。
など。動作が若干鈍いのが難点かもしれませんが、はてなブログのリアルタイムプレビューに比べればむしろ軽い方でした。画像挿入は URL で指定する形式なので Picasa を使っていない場合はちょっと面倒かもしれません。
Chrome ウェブストアには他にも Markdown エディタがあり、Mou や Kobito に似たものもありましたが、その中でも StackEdit がダントツで機能が豊富でした。
Linux で使える Markdown エディタを探している人は試してみてはいかがでしょうか?
StackEdit - Chrome ウェブストア https://t.co/P0oWFus3p7
— mattintosh4 (@mattintosh4) 2014, 8月 26