mattintosh note

どこかのエンジニアモドキの備忘録

CentOS 6.5 開始メモ

お古の Windows マシンに CentOS 6.5 をインストールしてみた。スペックの関係で minimal install になってしまい、ツールがほとんど入っていない状態から始めることになった。

ネットワークは無線 LAN を使うことにした。minimal install だと wpa_supplicant はおろか lspci や lsusb すら入っていない状態だった。とりあえず wpa_supplicant が使えないと無線 LAN 接続すらできないのでインストール DVD から入れる。DVD は一旦 ISO にして /media にマウントする。FreeBSD だと mdconfig とか必要だけど Linux はそのままマウントできて楽ちん。

dd if=/dev/cdrom of=CentOS-6.5-DVD1.iso
mount -t iso9660 -o loop CentOS-6.5-DVD1.iso /media

rpm からインストール。後で気づいたけど yum にメディアからインストールする方法があったっぽい。

rpm -ivh /media/Packages/libn1
rpm -ivh /media/Packages/wpa_supplicant

無線 LAN 子機もこれまたお古の WLI-U2-KG54。認識はしてるので一応使えるっぽい。

wpa_passphrase SSID KEY >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

wpa_supplicant.conf を編集する。細かいところは後で確認。wpa_passphrase は使わなくても平文で書いておくこともできたっぽい。

ctrl_interface=/var/run/wpa_supplicant
ctrl_interface_group=wheel
network={
    ssid="SSID"
    key_mgmt=WPA-PSK
    pairwise=CCMP
    #psk="KEY"
    psk=0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
}

とりあえずアクセスポイントに接続。

wpa_supplicant -iwlan0 -Dwext -c/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

違う端末で DHCP をテストする。IP アドレスが取得できればとりあえずネットは使える。

dhcp -i wlan0

wpa_supplicant の方でドライバが正しく動作していないのかエラーメッセージが延々と流れてくるのでとりあえずコンソールのデバッグ出力レベルを下げた。

echo 1 4 1 7 > /proc/sys/kernel/printk

とりあえずネットはなんとか使えそうなのでデスクトップ環境やらをインストール。

yum -y groupinstall "X windows system"
yum -y groupinstall "Desktop"

ランレベルを変更してテスト。

telinit 5

とりあえず問題なさそうだったので /etc/inittab の書き換え。

#id:3:initdefault:
id:5:initdefault:

再起動してある程度日本語環境を整える。とりあえずブラウザが必要だったので Firefox を入れる。

yum -y install firefox

フォントは適当のものをダウンロードしてきて /usr/share/fonts 以下に入れておく。

続く。