mattintosh note

どこかのエンジニアモドキの備忘録

カラオケメーカー by VLC の続き

前回の続きです。今回はサンプルを作ってみました。

mattintosh.hatenablog.com

ソースは YouTube Audio Library から借りてきました。(音声入りで改変自由な音源探すのが一番面倒だった)

こちらはオリジナル。

www.youtube.com

こっちが VLC のカラオケフィルターを適用したもの。

www.youtube.com

動画の作成には ffmpeg を使用しました。YouTubeアップロードする動画の推奨エンコード設定(詳細) - YouTube ヘルプ を見ると、MOOV フラグ(ファストスタート)、クローズドGOP、などを追加するような記載があったので追加してみました。

ffmpeg -v info -i "${1}" \
    -c:v libx264 -preset slow -r 25 -pix_fmt yuv420p -psnr \
    -c:a aac -strict experimental \
    -movflags faststart \
    -filter_complex '[0:a]showspectrum=s=640x480:mode=separate[out]' \
    -map '[out]' -map 0:a \
    -x264opts crf=18:bframes=2:cabac=1:open_gop=1 \
    -y "${out}".mp4

普段はだいたい MacUbuntu を使ってるんですが Ubuntu のデフォルトって ffmpeg ではなく libav なんですよね。動画の変換だけしているときは「どっちもそんなに変わらないじゃん?」と思ってたんですが、Ubuntu の libav-tools では音声から動画を作成する avectorscope とか showspectrum が使えないという…なんてこった。