mattintosh note

どこかのエンジニアモドキの備忘録

iPhone で SSH と Samba を組み合わせて自宅サーバに接続する

概要

iPhoneSSH クライアントアプリケーションのポートフォワーディングを使い、Samba でファイル共有を行う。

サーバ側の SSH サーバや Samba サーバは既に設定済みで、ルータのポート開放なども設定済みとする。

尚、SFTP 対応のアプリケーションであれば SSH クライアントでポートフォワーディングを行う必要は無い。今回はあくまでポートフォワーディングで自宅サーバに接続してみようというもの。

アプリケーション

vSSH Lite

1番よく使ってる SSH クライアント。ポートフォワーディング機能付き。無料版は2つまで接続先を登録可能。

FileExplorer Free

Samba の他、WebDAV などにも対応したアプリケーション。

FTPManager Free

上記の FileExplorer Free の製作者さんが公開されている別のアプリケーション。こちらは SFTP に対応しているので今回の作業をこれ1つで行うことができる。今回はポートフォワーディングで接続を行うのが目的なので使用しない。

手順

vSSH Lite を起動し、Connection の Port forwarding で Add port forwarding を選択する。Host を以下のように設定する。

Type Source Destination
Local Host: 127.0.0.1
Port: 445
Host: 127.0.0.1
Port: 445

vSSH を接続状態にしておき、FileExplorer Free を起動して HostName/IP を 127.0.0.1、Port を 445 にすればサーバに接続できる。


SFTP が使える環境ならそちらを使ったほうがファイル共有は楽なのでポートフォワーディングはあまり出番が無いが、VNC などリモートコントロールを行う場合は役に立つ。

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