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😃 mattintosh note 📝

Hello Raspberry Pi!

🐧 Linux Mint 17 Qiana KDE Edition のインストールとセットアップ

Linux Linux Mint KDE

Linux Mint Xfce Edition から KDE Edition に移行したので色々とメモ。

環境

システム言語は American English (default) で設定。

インストール

DVD ではなく USB フラッシュメモリを利用する。Linux Mint Xfce 環境があったので Disk Image Writer(コマンド名:mintstick)を使って作成した。

mintstick --mode iso

Mac とかで dd を使用して作成する場合。of= は USB フラッシュメモリのデバイス名。デバイスを間違えると全部消えるので注意。dd によって bs= の単位は大文字だったり小文字だったり。

sudo dd if=linuxmint-17-kde-dvd-32bit.iso of=/dev/disk2 bs=1m

USB デバイスから起動し、Live モードでログイン後にデスクトップにある Install Linux Mint アイコンをクリックする。

パーティションを分ける場合はインストーラ時のガイドを使用する他、Live 起動中に fdisk や gdisk を使用することができる。GUI で操作したい場合は KDE Partition Manager か、GParted をインストールする。KDE Partition Manager は選択項目が無かったので GPT に対応していないかもしれない。

今回は / に 32 GB、/var に 16 GB、残りを /home に割り当てた(/var はブラウザのキャッシュも置く予定なので少し多め)。スワップはパーティションを作成せずにファイルとして作成することにした。(*スワップをファイルにする場合、ハイバネートの設定が面倒になるのでハイバネートを使用する場合はパーティションを作成しておいた方がいいかもしれない)

接続済みのストレージに Swap パーティションがある場合はマウントされている可能性があるので swapoff で取り外しておく。

事前にパーティションを作成した場合はディスク選択時に Manual でマウントポイントとファイルシステムを設定する。

KDE デスクトップで覚えておくべきキーボード・ショートカット

  • Alt+F1 - Kickoff Application Launcher の起動(Windows のスタートメニューに相当)
  • Alt+F2 - Run command インタフェイスの起動(コマンドの実行やアプリケーションの検索など。Mac で言う Spotlight 的なもの)
  • Alt+Shift+F12 - デスクトップエフェクトの有効・無効の切り替え
  • Win+Tab - アクティビティの切り替え
  • Ctrl+Alt+Backspace - X の再起動(再ログインを行う場合に便利だが強制再起動なので作業中の場合は注意)

初期セットアップ

デスクトップエフェクトを一時的に切っておいた方が動作が軽いかも。

スワップファイルの作成

Swap パーティションを作成しなかったのでここで作成。(インストーラのガイドを使用した場合も作成されていないかも)

free -b で物理メモリのサイズが 3442745344 だったのでハイバネートのことも考え2倍にしておいた。fallocate か dd でスワップファイルを作成する。アクセス権を変更した後、スワップ領域としてファイルシステムを作成して swapon で有効にする。free コマンドで確認してスワップが増えていれば OK。

sudo fallocate -l $((3442745344*2)) /swapfile
sudo chmod 0600 /swapfile
sudo mkswap /swapfile
sudo swapon /swapfile

再起動時に自動でマウントするように fstab に追記する。

/swapfile none swap defaults 0 0

(メモリ管理が優秀なのか全然スワップしない…)

追記:ハイバネートを行う場合、起動時にスワップファイルをマウントするための設定が別途必要になる。

サーバの選択

アップデート等を行う前にサーバを選択する。

software-properties-kde

サーバリストを表示してしばらく待つとスピードメータが表示されるので早そうなところを選択しておく。

アップデートとアップグレード。

sudo aptitude update
sudo aptitude upgrade

ソフトウェアのインストール(ブラウザ編)

プリインストール版の Firefox を使用すると検索バーが使い物にならないし、Sync で同期したときに余計なブックマークが増えるのでそれを使わずに本家の Firefox と Google Chrome をインストールする。

Google Chrome

URL が単純なので Google Chrome から先に。インストールには dpkg ではなく gdebi を使用することで依存問題を自動で解消してくれる。

# 32-bit
wget https://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-stable_current_i386.deb
sudo gdebi google-chrome-stable_current_i386.deb
# 64-bit
wget https://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-stable_current_amd64.deb
sudo gdebi google-chrome-stable_current_amd64.deb

デスクトップエントリをユーザドメインにコピーし、起動オプションを変更する。

cp /usr/share/applications/google-chrome.desktop ~/.local/share/applications
vi ~/.local/share/applications/google-chrome.desktop

言語とキャッシュサイズを指定する例。2 GB を指定してるがそこまでキャッシュするのかどうかはわからない。数値は byte 指定。numfmt コマンドを使用して numfmt --from iec 2G などとすると byte サイズが算出できる。StartupWMClass=Google-chrome-stable はドックアイコンが重複する不具合を回避するもの。

StartupWMClass=Google-chrome-stable
Exec=env LANG=ja_JP.UTF-8 /opt/local/bin/google-chrome-stable --disk-cache-size=2147483648 --media-cache-size=2147483648 %U

デスクトップエントリは Kickoff Application Launcher のサブメニューで Edit Applications を選択することで GUI で編集ができる。

Firefox

日本語版の Tarball をダウンロードし、適当なフォルダに解凍する(ここでは ~/Applications を使用)。

# 32-bit
wget --content-disposition 'https://download.mozilla.org/?product=firefox-32.0-SSL&os=linux&lang=ja'
mkdir ~/Applications
tar xf firefox-32.0.tar.bz2 -C ~/Applications
# 64-bit
wget --content-disposition 'https://download.mozilla.org/?product=firefox-32.0-SSL&os=linux64&lang=ja'
mkdir ~/Applications
tar xf firefox-32.0.tar.bz2 -C ~/Applications

デスクトップエントリをユーザドメインにコピーし、パスを書き換える。

cp /usr/share/applications/firefox.desktop ~/.local/share/applications
vi ~/.local/share/applications/firefox.desktop
Exec=/home/MYNAME/Applications/firefox/firefox %u

試しに起動してみてブックマークなどに Linux Mint の項目がある場合はプリインストール版のプロファイルを読み込んでいるので ~/.mozilla とか ~/.cache/mozilla あたりを消すと初期化できる。デスクトップエントリ追加直後はランチャなどに反映されてないかも。


ユーザドメインにデスクトップエントリを作成すると Docky から起動できないことがあるんだけどなんでだろ…。

フォント

APT で入れられるものもあるけど wget を使って Font Squirrel から一括ダウンロードする。関数を作っておくと楽かも。ダウンロードしたら ~/.local/share/fonts を作成し、Ark や 7z でフォントを解凍して fc-cache を行う。

wget --content-disposition http://www.fontsquirrel.com/fonts/download/{source-code-pro,source-sans-pro,PT-Sans,pt-mono,pt-serif,roboto-2014,open-sans,open-sans-condensed}

Noto Font / Source Han Sans(源ノゴシック) / Fira

この3つは最新版が欲しいので GIT リポジトリを複製する。Noto Font のリポジトリには Noto Sans UI と Noto Serif も置いてあり、Cousine という見やすい等幅フォントなどもおまけで取得できる。APT の fonts-noto には Japanese が含まれない?

sudo aptitude install git
mkdir -p ~/src/repos
cd ~/src/repos
git checkout https://code.google.com/p/noto
git checkout https://github.com/adobe-fonts/source-han-sans
git checkout https://github.com/mozilla/Fira

fontconfig の巡回ディレクトリを作成し、リポジトリへのシンボリックリンクを配置する。フォルダの作成は任意。

mkdir -p ~/.local/share/fonts
cd ~/.local/share/fonts
mkdir Noto
find ~/src/repos/noto -name "NotoSansJP*" -o -regex ".*/hinted/.*ttf" -exec ln -s {} Noto \;
cd ..
mkdir SourceHanSans
find ~/src/repos/source-han-sans -name "SourceHanSans-*.otf" -exec ln -s {} SourceHanSans \;
mkdir Fira
find ~/src/repos/Fira -name "*.otf" -exec ln -s {} Fira \;

フォントキャッシュを更新する。

fc-cache

Emoticon(絵文字)用フォント

ttf-ancient-fonts で Symbola などのフォントがインストールされ大抵の絵文字はカバーできる。確認は Emoji - Wikipedia, the free encyclopedia へ。

sudo aptitude install ttf-ancient-fonts

日本語入力の設定(uim & mozc)

日本語入力には uim-mozc を使用する。

sudo aptitude install uim uim-mozc mozc-utils-gui

uim-toolbar-qt4 は画面右下にツールバーが表示され、uim-toolbar-gtk-systray の場合はパネルに収まる。ログアウトする前に端末でそれぞれの動作を確認してみるといいかも。

uim と mozc のキーバインドなどを設定する。uim-toolbar-qt4 の場合はツールバーの設定で使用時のみ表示するときにしておくと mozc モードで文字入力するときだけツールバーが出現するようになる。

uim-pref-qt4

ログイン時に uim が自動起動するように ~/.xprofile を作成する。(~/.xinputrc だと何故か uim-toolbar-qt4 が2つ起動する…)

vi ~/.xprofile
export XMODIFIERS=@im=uim
export GTK_IM_MODULE=uim
export QT_IM_MODULE=uim
uim-toolbar-qt4 &

一旦ログアウトして再ログインすれば uim が自動で起動する。

その他の設定

DPI の指定

KDE では DPI の設定が 96 dpi になっていないらしく、フォントが若干小さく表示されてしまうので 96 DPI を指定する。

アンチエイリアスの設定もシステムデフォルトになっているので場合によっては汚く見えることがある?手動で slight などにしておくと綺麗になるかも。

フォント設定は Apply を押してもすぐに反映されないウィンドウもあるのでその場合再起動後にでも確認する。

GeForce のドライバを使用したあとに極端に表示が汚くなったことがあったけど Nvidia の設定パネルを開いたら元に戻ったことがあった…。

Dolphin でビデオファイルのアイコンプレビューを有効にする

Settings > Configure Dolphin > General > Previews にある Video files にチェックを入れると Dolphin で動画ファイルのプレビューが有効になる。とりあえず KDE 環境なので kffmpegthumbnailer にしておいた。

時計の表示書式の変更

デフォルトが AM/PM 書式だったので 24h 書式に。変更は System Settings > Locale > Date & Time で行う。(関係ない場所のロケール設定が変更されるかも…)

Caps Lock の入れ替えと Meta キーの割り当て

System Settings > Input Devices > Keyboard > Advanced で設定する。Caps Lock は Ctrl に、Meta はとりあえず左 Win に割り当てておいた。

マウススクロールの反転

System Settings > Input Devices > Mouse

OS X で慣れてしまったのでスクロール方向を反転。Reverse scroll direction にチェックを入れる。一部のアプリケーションでは反映されないらしい。

壁紙の変更

デスクトップを右クリックして Folder Settings を選択する。もしくはデスクトップを表示している状態で Alt+D -> Alt+S の順に押す。

パネルの透過を無効にする

Linux Mint の壁紙は明るいグレーわかりづらいが KDE のパネルは透過しており、壁紙によって文字が見えにくくなることがある。System Settings > Desktop Appearance > Desktop Theme > Details で Panel Background に /usr/share/kde4/apps/desktoptheme/default/opaque/widgets/panel-background.svgz を指定するとパネルの背景が透過しなくなる。

パネルとウィジェットのフォントカラーを変更する

パネルとウィジェット部分のヒンティングが正しく動作していないのか、Air 使用時のフォントが滲んで表示されてしまうので色を薄くする。

Air のカラースキームをユーザドメインへコピーし、そちらを変更する。特定の場所にあるカラースキームを指定する場合は System Settings > Desktop Appearance > Desktop Theme > Details の Color Scheme で変更する。

cp /usr/share/kde4/apps/desktoptheme/default/colors \
   ~/.kde/share/apps/desktoptheme/default/colors

[Colors:Button] ForegroundNormal はパネルのアクティビティ切り替えボタン等のフォントカラー、[Colors:Window] ForgroundNormal がウィジェットや Task Manager 等のフォントカラーになる。今回は 0,0,0 から 96,96,96 に変更した。

[Colors:Button]
:
# Panel button text
#ForegroundNormal=0,0,0
ForegroundNormal=96,96,96
:
:
[Colors:Window]
:
# Panel widget text
#ForegroundNormal=0,0,0
ForegroundNormal=96,96,96
:

変更前(0,0,0)

変更後 (96,96,96)

パネルの高さを指定する

新規パネル追加時の高さは /usr/share/kde4/apps/plasma/layout-templates/org.kde.plasma-desktop.defaultPanel/contents/layout.js に書かれているものを編集する。

var panel = new Panel
if (panelIds.length == 1) {
    // we are the only panel, so set the location for the user
    panel.location = 'bottom'
}

panel.height = 32
launcher = panel.addWidget("launcher")
launcher.writeConfig("ShowAppsByName","true")
launcher.globalShortcut = "Alt+F1"

既に作成済みのパネルの高さをピクセルで指定したかったので「plasma panel height pixel」とかで検索してみたけどそれっぽいものが見当たらず。無作為に検索してみたら ~/.kde/share/config/plasma-desktop-appletsrc に書かれている [Containments][2] と [Containments][2][Configuration] の geometry がそれっぽい。

うちのディスプレイが 1440x900 なので 1440x40 にしてみた。

[Containments][2]
activity=
activityId=
desktop=-1
formfactor=2
geometry=0,0,1440,40
immutability=1
lastDesktop=-1
lastScreen=0
location=3
plugin=panel
screen=0
zvalue=0
killall plasma-desktop && plasma-desktop

とりあえずこれでパネルの高さをピクセルで指定できた。~/.kde/share/config/plasma-desktoprc にも似たようなの書いてあるけどなんなんだろう。

ウィンドウの初期サイズを指定する

ウィンドウメニューを表示して、More Actions -> Special Window Settings をクリックする。ウィンドウメニューの表示方法は以下の方法がある。

  • Alt+F3 を押す
  • ウィンドウ左上のアイコンをクリック
  • タイトルバーを右クリック

ウィンドウの初期位置やサイズを指定する。Apply Initially なら初期位置、Apply Now なら今現在開いているウィンドウにのみ適用する。

登録したウィンドウ設定は System Settings > Window Behavior > Window Rule に登録される。

ロケール設定ファイル

/etc/locale.conf が無かったので探してみたら ~/.kde/env/setlocale.sh に書いてあった。

KDE Wallet の無効化

System Settings > Account Details > KDE Wallet

使わないので。あと Google Chrome が起動時に KDE Wallet にアクセスしたがる。

ソフトウェアのインストール(ユーティリティ編)

Terminator

端末エミュレータ。Mac で iTerm 使ってる人は画面分割などの動作が似てるので使いやすいかも。

sudo aptitude install terminator

画面の初期サイズと位置は ~/.config/terminator/config で行う。[[[Window0]]] 以下に size と position を追加する。

    [[[window0]]]
      type = Window
      parent = ""
      size = 1440, 480
      position = 0:0

Dropbox

sudo aptitude install dropbox

Skype

sudo aptitude install skype

KRename

強力なリネームツール。他のリネームツールもあるが Dolphin からドラッグアンドドロップで登録できない。

sudo aptitude install krename

GParted

GUI のディスクパーティショニングツール。KDE Partition Manager が入っているけど GPT で初期化できないような???

sudo aptitude install gparted

GNOME Disk Utility (Disks)

ディスクのフォーマットや S.M.A.R.T 情報の確認などができる。

sudo aptitude install gnome-disk-utitlity

Baobab (Disk Usage Analyzer)

ディスク使用量を GUI で表示してくれる。

sudo aptitude install baobab

Shutter

多機能なスクリーンショットアプリケーション。プラグインで簡易編集も可能。

sudo aptitude install shutter

Docky

Dock アプリケーション。

sudo aptitude install docky