mattintosh note

どこかのエンジニアモドキの備忘録

『HandyLinux』で遊んでみる

HandyLinux

Linux ディストリビューション『HandyLinux』のファースト・インプレッションです。


CentOS に飽きたので Tumblr で紹介されていた HandyLinux を試してみました。先月、DistroWatch に登録された新しいディストリビューションです。

デフォルトのテーマは Windows 8 風。MATE と比較してとにかくフォントのレンダリングが綺麗!!!なにこれ pango 使ってるの?

*:インタフェイスフォントを Noto Sans UI に変更しています

HandyLinux

ファイルマネージャなんかもお洒落。

HandyLinux

標準で VLCLibreOffice が装備されています。

HandyLinux HandyLinux

ブラウザの表示もフォントの種類やサイズによってはかなり綺麗です。尚、ヒンティングとサブピクセルレンダリングはオフの状態です。

HandyLinux HandyLinux

こちらは HandyLinux のインストール DVD で実機を使ってライブ起動したときのスクリーンショット。Droid Sans Japenese が入っているので日本語も表示されます。

標準ターミナルと GIMP さん。なんかこのフォントレンダリング品質だけでやる気が出る。不思議。

HandyLinux HandyLinux

HandyMenu が使いづらかったのでタスクバーのボタンを Application Menu に変更してみました(左)。Whisker もおすすめです(右)。

HandyLinux HandyLinux


今のところ開発元(?)のおフランス語と英語がメインですが Mozc やらなんやらインストールすれば日本語入力もできました。task-japanese パッケージのメンテナさんに感謝です。

HandyLinux


というわけで HandyLinux をちょっと触ってみましたがテーマのシンプルさとフォントレンダリング品質の影響もあってかなり気に入りました(後から Linux Mint Xfce をチェックしましたがフォントは Xfce 全般で綺麗なようです)。

インストール時間は Pentium 4 2.8 GHz、1GB RAM のマシンで約15分。task-japanese 系のパッケージを入れた後のディスク消費量は約 4.5 GB、メモリ消費量は 500 MB 前後でした。Xfce なので Windows XP が入っていた古めの PC なんかに入れてもそこそこ動くのではないかと思います。初期装備の Chromium はトップページ、検索エンジンともにフランス向けになっており、パッケージのリポジトリftp.fr.debian.org がメインのようなのでしばしばフランス語に遭遇します。

インストール用 ISO は SourceForge からダウンロードできます。