mattintosh note

どこかのエンジニアモドキの備忘録

Wine 関連アプリ開発の一時中断について

iNSTANTWiNE とか NXWine とかの開発を一時中断(というかほぼ終了)することにしました。

もともと不具合(?)のある GStreamer を依存関係に含む MacPorts 版の Wine を使うのが嫌だったので自分でビルドしようと思って始めたものでしたがそれ自体は既に完了したのでもういいかな、と。

iNSTANTWiNE の方は多分もう更新しませんが、NXWine の方は今やってる作業があるのでこれができたら終了。あとは GitHub の方でひそひそと作業していく予定です。

GStreamer の不具合というのも MPEG-1 ストリームの部分くらいで、Wine 側と GStreamer 側のどちらに原因があるのかは未だによくわかっていません。Wine の対応は今のところ gstreamer-0.10 で、1.0 系はソースを弄らないと使えない(?)ので試してません。そもそも GStreamer が必要かどうかも微妙なところ。とりあえずこの問題は GStreamer を使わずにネイティブの quartz.dll を使えば済む問題なのであまり深入りはしないことにしました。(今日の更新でちょっと変更されたのがちょっと気になるけど)


「簡単に使えるように〜」っていうのが一応目標にありましたが、どうしてもコマンドラインの知識とか Winetricks の知識とか必要になりますし、そういうのを知っている人は既に自分でビルドしてたり MacPorts なり Homebrew で導入してるわけでその辺に矛盾を感じたり。

あとは Wine のアップデートが早くて追いつかない、自分の方のドキュメントの更新がなかなかできないっていうのもあります。

とりあえず色々試して勉強になったから良かったかなぁと。Mac 向けの部分のどんどん改良されているしこれからも Wine の更新が楽しみです。素晴らしいソースを提供してくれている開発者の皆様に感謝。


こんなクソアプリ使わないでさっさとパッケージ管理システム使えよ\(^o^)/


Makefile の Gstreamer の部分をメモ。

    if test -n "$GSTREAMER_CFLAGS"; then :

elif test -n "$PKG_CONFIG"; then :
  GSTREAMER_CFLAGS=`$PKG_CONFIG --cflags gstreamer-app-0.10 2>/dev/null`
fi

CPPFLAGS="$CPPFLAGS $GSTREAMER_CFLAGS"
if test -n "$GSTREAMER_LIBS"; then :

elif test -n "$PKG_CONFIG"; then :
  GSTREAMER_LIBS=`$PKG_CONFIG --libs gstreamer-app-0.10 2>/dev/null`
fi


    ac_gst_incl=""
    for i in $GSTREAMER_CFLAGS
    do
        case "$i" in
            -I*) ac_gst_incl="$ac_gst_incl $i";;
        esac
    done
    GSTREAMER_CFLAGS=$ac_gst_incl
    CPPFLAGS="$ac_save_CPPFLAGS $GSTREAMER_CFLAGS"
    ac_fn_c_check_header_mongrel "$LINENO" "gst/gstpad.h" "ac_cv_header_gst_gstpad_h" "$ac_includes_default"